各種左官工事|東京左官工事店
各種左官工事
東京左官工事店
もくじ
各種左官工事
弊社では、店舗やオフィスなどの内装左官から外壁や外構の景観工事に至るまで、壁・床・天井の塗り壁や補修のことなら東京左官工事店までお問い合わせください。
漆喰や珪藻土、聚楽、ジョリパット、ピンネット、人造研ぎ出しの磨きなど各種材料や工法においても実績豊富な自社の職人による施工技術とノウハウをご提案から施工まで一貫してお請け致します。
素材・工法
漆喰 (しっくい) 塗り
~ 防カビ性能を備えた
日本古来の左官素材 ~
漆喰は、日本で1400年以上前から活用されてきた天然の左官素材です。
自然の鉱石である石灰石( 炭酸カルシウムの塊で、鍾乳洞なども該当 )を粉砕して加水・熟成させたものが原料となっています。強アルカリ性である石灰の殺菌作用により、防カビ性能が高く、近年再び注目されています。
二酸化炭素を吸収して徐々に固まる性質があり、下地が土壁の場合には、高い調湿機能も発揮する天然素材です。自然の力で固まるので、硬化剤は必要ありません。また、火災時に有毒ガスを発生させない安心素材でもあります。
漆喰塗りは、コテ模様も多彩にあり、ご希望に沿ってオリジナルの仕上げが可能です。
空気に触れなければ固まらないため、材料の練り置きができることも利点です。
以下は、六本木にある店舗での左官工事です。
内装仕上げに、漆喰塗りを採用しました。
手早く、且つしっかりとコテで押さえ、表面を鏡面に近づけることが重要です。
漆喰は、内装・外装どちらにも塗り上げることができ、美観を高められます。
外装利用の場合は、雨だれへの配慮も必要となります。コテで押さえて鏡面化することはもちろん、漆喰に油や樹脂を加え、撥水効果を持たせたり、表面にトップコートを塗布するなどの施しも求められます。
漆喰塗りは、素材そのものの上品な仕上げが大きな魅力です。繊細な左官技術は職人の腕の見せ所です。
珪藻土(けいそうど)塗り
~ 吸放湿性・保温性が高く、
からだに優しい左官素材 ~
珪藻は淡水・海水問わず生息する単細胞生物で、魚たちの餌にもなっています。2枚のガラス質の被殻で覆われているのが特徴で、珪藻が死んでガラス質の被殻が集まり、海底や湖底で堆積したものを珪藻土と言います。
七輪や防臭グッズ、最近ではバスマットとしても注目される程、吸放湿性が高く、ホルムアルデヒドなどの有害物質も吸着してくれます。
珪藻土は粘土状で、顕微鏡で見ると無数の孔 (アナ) が非常にきめ細かく規則的に並んでいるため、壁に塗り上げると、無数にあいた孔が部屋の中の湿気を吸ったり吐いたりしてくれます。それも、人間にとって快適な湿度(40%〜60%)で保ってくれる点が大きな魅力です。湿度が高い時は湿気を吸い、湿度が低い時は湿気を吐き出します。自発的に空調を整えてくれるので、自然の空気清浄機として多くの方に愛され、内装仕上げに珪藻土塗りを希望される方は増えています。
白からビビットカラーまで豊富な色が魅力です。
住宅の内装では、ワラや色ガラスを入れて、オリジナルの空間に仕上げることも人気です。また、くしやほうき、スポンジ等で表面模様を入れる左官方法は、和風ばかりではなく洋風の空間にも馴染みます。飲食店や物販店などの内装では、あたたかで優しい空間演出に一役買っています。
既存のビニルクロス上に直接施工も可能です。
プラスター塗り
~ 西洋漆喰とも呼ばれる
純白が美しい左官素材 ~
プラスターは、石灰や石膏を原料に用いた塗り上げ材料です。石膏を主原料としているのが石膏プラスター、白雲石を原料としているのがドロマイトプラスターです。
凝縮が早く乾燥収縮が少ないため、漆喰よりも亀裂が生じにくいことが特徴です。
強度面 石膏プラスター > ドロマイトプラスター
成形面 石膏プラスター < ドロマイトプラスター
プラスター塗りは、平滑で純白の仕上がり面が得られます。
表面に造形を加えると、その形を保ったまま固まるので、多彩な表情をつけることも可能です。
また、混練りが容易で、加える砂の粒度によっても趣に変化を与えられます。
じゅらく(京壁)・砂壁塗り
じゅらく壁は最近では塗り方の呼び名になっていますが、元々は京都の聚楽(じゅらく)第跡地近隣から取れる本聚楽土に、藁や紙を細かくしたスサ、砂、水を調合して作られた物を塗り上げる工法です。現在も本聚楽土を使用した施工はあるものの、本格的な茶室や和風の高級旅館などとかなり希少です。本聚楽土の仕上げ方法を真似た、砂肌状の表面仕上げを最近はじゅらく壁、砂壁塗りと呼び、和風・洋風問わずに土壁仕上げとして多く取り入れられています。
ジョリパット
~ デザイン性と耐久性に優れ、
内外に使える左官素材 ~
アイカ工業株式会社の商品である「ジョリパット」は水溶性のアクリル共重合成樹脂でできた左官素材です。柔剛性(固いが、ゴムのようにしなる柔らかさもある性質)があり、下地に多少のクラックが入っても、柔軟に動くことで表面化しないようカバーしてくれます。雨にも強く耐久性に優れている点、防火性・耐火性を備えている点など、機能面のメリットが多くあります。
ジョリパットは、モルタル下地の上に塗り上げていきます。コテはもちろん、ローラーでの塗り広げや水分量を多くしての吹付け施工も可能です。施工性の良さがジョリパットの大きな美点です。
< 用途 例 >
・外壁の全面塗り
・住宅の基礎仕上げ
・目地を消したい大壁仕上げ
・インテリアのアクセント壁
・外構等、小面積のデザイン
< 施工手順 例 >
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下地処理
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下地調整
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養生
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下塗り
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中塗り
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上塗り
以下は、病院の外壁左官でジョリパットを施工した例です。
中塗り
+
上塗り
下地調整
(ファイバーネット
伏せこみ)
下地にファイバーネットを伏せこみ、クラックやひび割れを防止します。その後、金ゴテを使い、平滑になるようジョリパットを塗布していきます。また、金ゴテを使用できない細部でも、刷毛等を使用し丁寧に塗り広げます。
円を描くように金ゴテを動かし、骨材を転がしていきます。
ジョリパットは、塗装塗料よりも厚みがあるため、表面のデザインによっては埃や汚れが溜まりやすく、定期的な清掃を行うことをお勧めします。内外問わず、規模問わず、幅広く活用されています。模様付けやカラーバリエーションも豊富にあり、味のある仕上げが可能です。是非、ご依頼ください。
洗い出し技法
玄関や土間などでよく見かける方も多いと思います。モルタルに色のついた石や、最近ではビー玉などのガラス素材などを伏せ込んで塗り上げ、完全に固まる前に表面のモルタル(アマ)を洗って、中に伏せ込んだ素材を少しだけ露出させる方法です。
色石などの骨材を入れ、しかもその骨材を偏りなく均一に露出させるためには、モルタルの塗り上げ時にかなりの技能が必要であり、洗い出すタイミングを誤ると想定していた見栄えとは違ってしまうため、洗い出しは左官職人の技能の見せ所と言えます。
彩り豊かな石を使ったり、貝殻を使ったりと、バラエティー豊かに、床や壁に個性的な表情をつけることができます。
価格表
モルタル塗り金鏝押え
壁 コンクリート打ちっぱなし補修 全面補修
1,550円
モルタル塗り金鏝押え
壁 ACパネル下地 塗り厚15mm
2,800円
モルタル塗り金鏝押え
壁 コンクリート下地 外壁 塗り厚25mm
3,200円
モルタル塗り金鏝押え
壁 コンクリート打ちっぱなし補修 部分補修 不陸2mm以内
750円
施工実績
※ 以下は直近1年の実績となります。
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物件名
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所在地
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工事名
中部横断藤川作業所
山梨県南巨摩郡南部町
左官工事
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物件名
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所在地
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工事名
西神奈川独身寮建設工事
神奈川県横浜市神奈川区西神奈川
左官工事
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物件名
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所在地
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工事名
立川ルミネ
東京都立川市曙町
左官リニューアル工事
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物件名
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所在地
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工事名
盛徳記念絵画館作業所
東京都新宿区霞ヶ丘町
左官リニューアル工事
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物件名
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所在地
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工法
川越西部ふれあい作業所
埼玉県川越市新宿町
左官工事
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物件名
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所在地
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工法
新城3丁目共同住宅新築工事
神奈川県高津区千年新町
左官工事
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物件名
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所在地
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工法
信濃町 慶応病院
東京都新宿区信濃町
左官リニューアル工事
東京左官工事店の強み
▷ 現場経験と、技術講習を重ねた技能者が多く在籍
東京左官工事店の職人は平均年齢34歳と、技術・体力ともに磨きがかかった人材が多く在籍しております。
社会保険への完全加入や福利厚生に注力すると同時に、弊社独自の「職人採用育成システム」を構築し、採用後の技術講習、現場での実践的な経験が積める環境を整えて、優れた人材の育成を行っております。
技術を持った職人による、高品質な施工、安心安全な施工をご提供いたします。
▷ 左官・土間工事の一括自社施工が可能です
東京左官工事店の運営会社であるフロアエージェントはコンクリート工事の総合ソリューション会社として運営をしております。土間工事のプロであるフロアエージェントと、左官工事のプロである東京左官工事店、両方の実績とノウハウ、人材を生かし、左官と土間の一括自社施工を可能にしています。
通常は、左官と土間をそれぞれ発注する手間が必要ですが、弊社であれば見積もり発注が一括で行えますのでスピーディーな対応が可能です。
▷ 左官工約50名、土間工約70名体制で大規模工事も対応
大規模工事にも対応するため、弊社専属の施工斑や、提携の施工店ネットワークを持っております。
現在、左官工約50名、土間工約70名体制で、あらゆる工事に対応しております。
人数だけでなく、在籍する一人一人の技能向上のために、自社研修所にて講習を行ったり、最新技術の習得を外部インストラクターを招いて行うなど、職人の提供する品質を高めることにも力を入れております。
弊社では、ホームページ上に「壁・床」の種目別単価を掲載しております。
左官工事の価格がウェブサイトに載っていないことは多く、概算するには問い合わせないといけないパターンがありますが、弊社は価格をオープンにしておりますので、すぐに予算感を掴んでいただけます。
また、独自の見積もりシステムを構築しておりますので、どこよりも早く見積書をお渡しできます。
項目は施工数量100平米として
壁
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ACパネル下地 塗り厚15mm(300平米)
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コンクリート下地 外壁 塗り厚25mm(300平米)
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コンクリート打ちっぱなし補修 部分補修 不陸 2mm以内
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コンクリート打ちっぱなし補修 全面補修
¥2,800
¥3,200
¥750
¥1,550
上記単価料金は一部となります。
左官工事単価・料金表
モルタル塗り金鏝押さえ
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施工上の注意
●外装及び床仕上げにおいて、乾きの遅い冬場は、なるべく午前中に塗りつけを終えるようにし、施工後数日間は雨雪にさらされないよう養生してください。逆に、夏場など急速に乾く環境下ではシート掛けで養生してください。
●土壁、漆喰、モルタル塗りなど、下地によって処理方法が異なるため注意が必要です。
●土壁、漆喰などの場合、下塗りに使用する下地材料は、粘性の高い材料を使用する必要があり、下塗り材が十分に乾燥し硬化したのを確認してから中塗として“下塗り材よりも粘性の弱い材料”を中塗り材として使用し、目の粗い麻織物の寒冷紗を塗りこんでおくと、亀裂・剥離の予防対策になります。
●モルタル塗り仕上げの場合は、下地が平滑になっているか、およびクラックを防止するために下地の補強を丁寧に施工しているかの確認が必要です。
●気温が5℃以下の時は施工を中止するか、適切な保温、採暖を行ってください。
●施工中及び施工後、硬化前に降雨、降雪の恐れのある場合は施工を中止すること。
●取扱い時は、換気の良い場所で行い、必ず保護具(保護手袋、保護眼鏡、マスク等)を着用してください。